引越・入居 編
入居日にすべきこと
入居日に確認すべきこと
鍵の受け取りと入居時の説明
不動産会社に訪問するかまたは現地にて部屋の鍵を受け取り、生活に当たっての説明を受ける。交通機関の都合で、早朝・深夜に入居したいなら不動産会社によっては事前に書留等で鍵を送ってくれる場合もある。新築マンションの場合、引越が同時期に重なるため、事前に入居時間を決められることもある。
建物廻りの確認
避難経路・自転車置場・共用設備など。使用方法・疑問点は問い合わせてみる。
室内チェック(荷物を運びこむ前)
新築賃貸住宅では、契約時には建物建築中のため入居時にはじめてお部屋を見ることになる人も多いだろう。竣工前にクリーニング及びキズ・汚れの念入りなチェックを行っているが、それでも見落としたキズや汚れがあることがある。大きなキズや汚れ・ハガレは、メモや写真を撮っておき、必要ならば管理人や不動産会社に確認してもらおう。新築物件は大きなキズやハガレはないと考えるのが通常なのでその時に確認してもらわないと退去時に「初めからあった」と説明しても了承してもらえずトラブルにもなりかねない。荷物を入れる前にチェックしておこう。
また入居後すぐに電球切れや設備の故障があった際は、自分で修理や交換をせず、不動産会社に連絡して修理してもらおう。入居後に電球が切れた場合、住み始めてから1、2ヶ月なら不動産会社のほうで取り替えてくれることもあるが(小修繕は借主が行う特約があれば別)、それ以降は自分の費用で取り替えなければならないことが多い。
水道は、初めての使用となるため空気が混入しており蛇口をひねると水が勢いよく流れ出る。また水道管にサビや塩素がたまっているので少しの間は流しっぱなしにしておくこと。
運び入れは慎重に
引越の際に、自動ドアやエレベーターなどの共用部分や部屋の壁や柱などに荷物をぶつけたりキズがついた時はすぐに不動産会社やオーナーに報告して指示を受けること。部屋契約時に加入した損害保険や引越業者・搬入業者の加入する損害保険で修理費用をカバーできる場合もあるためだ。エントランスや共用廊下がタイル張りのマンションの場合、重い荷物を台車に載せて運ぶ際にタイルが割れてしまうこともあるのでダンボールやクッション材で床を養生するなどしたほうがいい。
ゴミ・ダンボールの処分
ゴミは、市区町村指定のゴミ袋で出さなければならず分別方法や収集曜日は地域によって異なる。収集曜日を守らなかったり分別されていない場合、ゴミ収集車は回収していかない。猫やカラスにゴミを荒らされ近隣の方々に迷惑をかけないようしっかり確認しておこう。またダンボールや発泡スチロールなどの緩衝材は、収集回数が少ないためできるだけ搬入業者に持ち帰ってもらおう。ピッカピカの新築なのに次回収集日まで部屋の中に置いておかなきゃいけなくなるぞ。
あいさつについて
オーナー(大家さん)や管理人さんへのあいさつ
初めての一人暮らし、これからいろいろなことでオーナー(大家さん)や管理人さんにはお世話になるためごあいさつはしっかりしておこう。ごあいさつするなら地元のお菓子や名産品などを持参するのがおすすめ。そのほうが相手方の印象も強いし、名前と顔も覚えてもらいやすい。また地元の話で盛り上がることもある。
「今度○○号室に入居します△△です。よろしくお願いします」等々簡単なあいさつでOK。
隣や上下階の人へのあいさつ
隣や上下階の人にもできればでいいがあいさつをしておきたい。最近はあいさつはしない人のほうが多いが。
「隣に引っ越してきた△△です。荷物の出し入れでご迷惑をおかけしますがよろしくお願いいたします」等々。
他入居者へのあいさつ
建物内であれば、声をかける程度のことはあってもいいが、自己紹介まではいらないだろう。